西洋思想史は資本制も共産制も結局プロレス
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結局同じ
四の五の言うより、ひとつの図解です。
終末論=究極目的の追求
ユダヤ・キリスト教で確定された終末論の思考、すなわち神の国を目指す進歩思想は、ヘーゲルの観念論で究極に達しました。その直後、神への信仰を失った西洋社会は、すかさず科学主義=唯物論哲学と癒着し、見事にマルクスに踏襲されました。何のことはない目指すところは同じなのでした。ここからあらゆる非西洋世界に対する優越意識が出てきます。
自己否定の文明
ただ、注意しなければならないのは、セム思想に冒され、ギリシャローマに逃避場を設けたヨーロッパは先祖崇拝を捨てた、本質的に<自己否定>の文明だということです。ことばの真の意味でネイティブなものを彼らは持ちません。そのため折に触れ、先祖の亡霊に悩まされ、神経症を発症します。それは外部への暴力として表現されるので他の社会にとっては大迷惑です。
ヨーロッパ人はこの神経発作を卒業できるのでしょうか?彼らが次の時代に目指す終末的世界は、電子マネーの踊る超ネット社会でしょうか?それともAIが人間に代わって神のごとく宰領する超知社会でしょうか?
なぜ神秘思想はすたれないのか?
いずれにしても西洋人たちの頭の中は何一つ変わっていません。そこに彼らの強みと弱みが全部つまっています。アキレス腱は自己否定です。だから神秘主義はすたれないのです。そこで彼らは<先祖の亡霊>とともに生き、昇天したいと願うのです。
逆にいえば、神秘思想にこそ彼らの本音が露呈しているはずです。