世界の思想
一神教って東のペルシャ思想と西のギリシャ思想がセム思想を経由してできた宗教かな?という仮説を持っています。 今回は前回のゾロアスター・ショックの話の続編です。
きれい、きたない。いい、悪い。好き、嫌い。 ...人間は二元論が好きというか、クセです。宗教も同じです。 悪魔は神さまの敵として「発明」されました。いちばん最初に発明したのは誰かわかりませんが、西洋に(したがって世界に)多大な影響を与えたという…
世界が着々と "彼ら" の手に堕ちつつあるとき、ヒトラーは寸毫の肯定的評価も与えてはならない人間の筆頭です。 以下、『ヒトラーの遺言』から引用しますが、どうか俗流のヒトラー悪魔論の色眼鏡を外して読んでみてください。この稀代の政治家の炯眼は近代史…
NHKはなにか「旬」を取り扱う場合、評価の確定した「旬」しか取り上げません。 この年末年始の教養系番組のラインアップを見ると、NHKの制作陣は歴史家ユヴァル・ハラリと哲学者マルクス・ガブリエルを旬の若手思想家と見なしているようです。 これは期せず…
結局同じ 四の五の言うより、ひとつの図解です。 終末論=究極目的の追求 ユダヤ・キリスト教で確定された終末論の思考、すなわち神の国を目指す進歩思想は、ヘーゲルの観念論で究極に達しました。その直後、神への信仰を失った西洋社会は、すかさず科学主義…
神秘思想の現代的意義 「神秘」や「ミステリー」といったことばがどんなに手垢にまみれても、自然科学が神の代わりを務めることはできそうにありません。
世界各国の宗教心 以下のグラフは、「生活(人生)において宗教は非常に重要だと思う人の割合」を国別に示しています。
ユダヤ神秘のカバラには様々なイメージがつきまとっているが、ここではカバラとは何かについてユダヤ人が初心者に向けて書いた英文記事を紹介します。部内者の解説です。
神秘主義の捉え方の違い 同じミスティックという概念でも、キリスト教神秘主義とユダヤ教神秘主義(カバラ)では考え方が違うそうです。
フィロソフィーに比べ旗色の悪いフィロロジー。ニーチェの本職。日本語にすれば文献学。文献は古文書。歴史の古層に分け入って言語の始原を探っていく「ことばの考古学」。でも単なる考古学じゃないぞ!と今回紹介する記事の筆者はおっしゃってます。
無神論と不可知論の違い。併せてグノーシス主義にも簡単に触れる。100%確信がある人はグノーシス、ない人は不可知論者だが必ずしも無神論者とはいえない。
ルシファーは堕天使。もともとは天使界でも一、二を争うセレブ。それなのになぜ神に反逆したのだろう?不思議に思って英語ソースで調べてみました。