E.N.R. クリプトモネダス

"Everybody Needs A Retreat." - 雑記帳

西洋思想史はプロレス:資本主義も共産主義も終末論(25年3/6月改訂)

 

2025年の遅い前説

パンピーには「?」でも、トランプ2.0の登場前からネット界隈では常識化していたのが「リベラルは隠れ共産主義社会主義)者」という事実。ソ連亡き今も、亡霊のように自由主義世界(と称されていた欧米諸国)に取り憑いています。

アメリカの惨状は限界を超え、バイデンはキックアウトされました。でも、アメリカ人も西洋人。行き着く先はマルクスやハラリと同じです。仲間内でプロレスしてるだけです。

 

結局、終末論になります。

 

彼らの思考は堂々巡りしてそこから出れません。目的・ゴールがないといたたまれない。砂漠の宗教を輸血したバチが当たっているのです。

いや、いわゆる西洋人に限りません。先祖返りした風情のイスラエル人も、ウクライナ人も同じです。もっと広げれば、中露も同じ穴のムジナ。グローバリストがユーラシアに打ち込んだ楔ですから、彼らの存在自体が対立(戦争)を要請するのです。

 

西洋の"知上"主義

西洋人たちにとって知情意の知こそ至上価値です。情に当たるソウルなど持ち物のひとつに過ぎません。

人間は知を開発し使役するための器に過ぎず、それ自体に価値はないのです。この知こそが彼らの言う神です。

でも日本人は違います。岡潔さんが喝破したように、本来の日本人は情の人(のはず)です。

 

インバウンドもいいけど、いいかげんこの違和感を正々堂々と表に出してもいい頃合いでは?

 

岡潔さんによる心の世界

 

10識をもつ日本人、持たないその他の世界

画像引用元: 岡潔講演録(1):【11】 参考資料の図表

 

 

西洋思想は金太郎アメ

四の五の言うより、ひとつの図解です。

 

 

終末論=究極目的の追求

ユダヤキリスト教で確定された終末論の思考、すなわち神の国を目指す進歩思想は、ヘーゲルの観念論で究極に達しました。

傲慢時代のピークです。自由や繁栄と引き換えに西洋社会は神を信じられなくなってしまいました。すかさず神の代替を探し始め、科学主義⇛唯物論哲学と癒着します。

それを見事にドグマに昇華させたのがマルクスでした。それは思想のパンデミックとして貧しい国地域、貧しい大衆に広がっていきました。

何のことはないキリスト教マルクス主義も目指すところは同じ。

千年王国です。

キリストの再臨です。

昇天です。

こうしたゴール思考から、あらゆる非西洋世界に対する彼らの優越意識・侮蔑意識が湧いてきます。いまも変わることなく。

 

自己否定の文明

ただ、注意しなければならないのは西洋精神の倒錯性です。セム思想に冒され、ギリシャローマに逃避場を設けたヨーロッパは(その後裔たるアメリカも)、先祖崇拝を捨てた本質的に<自己否定>の文明だということです。

ここを見ないと彼らの偏執狂的な動きを理解できません。

西洋人はことばの真の意味でネイティブなものを持ちません。そのため折に触れ、先祖の亡霊に悩まされ、不安になり神経症を発症します。

困ったことにそれは外部への暴力として、外部への干渉として表現されがちです。他の社会にとっては大迷惑ですが。

 

ヨーロッパ人はこの神経発作を卒業できるのでしょうか?

彼らが次の時代に目指す終末的世界は電子マネーの踊る超ネット社会でしょうか?

それともAIが人間に代わって神のごとく宰領する超知社会でしょうか?

 

なぜ神秘思想はすたれないのか?

いずれにしても西洋人たちの頭の中は何一つ変わっていません。そこに彼らの強みと弱みが全部つまっています。

アキレス腱は自己否定です。

 

だから神秘主義はすたれない。メンタル駆け込み寺です。彼らはそこでしか<先祖の亡霊>と出会えない。ともに生きられない。

 

嗚呼・・・

アメリカと宗教:欧州より神を信じる人が多い

アメリカは宗教的な国家で、統計上アメリカ人の9割近くは何らかの超越的な存在を信じ、約8割はキリスト教の神を信じている、といいます。今回はその内実を見てみたいと思います。

続きを読む

ヒトラーの炯眼と日本の使命

 

世界が着々と "彼ら" の手に堕ちつつあるとき、ヒトラーは寸毫の肯定的評価も与えてはならない人間の筆頭です。

 

é¢é£ç»å

 以下、『ヒトラーの遺言』から引用しますが、どうか俗流ヒトラー悪魔論の色眼鏡を外して読んでみてください。この稀代の政治家の炯眼は近代史全体を透徹し、はるか現代の趨勢をも正確に見通していたことがわかります。なお、引用文中の強調は引用者によるものです。

続きを読む

ベルクソンの神秘思想観

神秘思想の現代的意義

「神秘」や「ミステリー」といったことばがどんなに手垢にまみれても、自然科学が神の代わりを務めることはできそうにありません。

続きを読む

世界の宗教心:欧州・東アジアは脱宗教、アメリカは際立って宗教保守

世界各国の宗教心

f:id:btcmatters:20181014002546j:plain

以下のグラフは、「生活(人生)において宗教は非常に重要だと思う人の割合」を国別に示しています。

続きを読む

右にも左にも関心を持たれる福沢諭吉

FukuzawaYukichi.jpg

福沢諭吉という思想家は近代日本の独立度(成熟度)を計るバロメーターであると思います。彼が読まれなくなる時代こそ日本が真に独立国家になるときです。

続きを読む

無の精神と地震

Yokomitsu Riichi.JPG
 

日本には抽象画とシュールレアリスムは生まれなかった。なぜか?地震が来るからだ。

どこかでこういう文言を読んだことがあります。

続きを読む

横光利一の結論『すべての邦をしてその所を得せしめよ。』

f:id:btcmatters:20180818231340j:plain

グローバリズムネオリベラリズムもけっこうですが、日本人は横光利一の懊悩から逃れられないと思います。彼の問いは永遠です。

続きを読む

いわゆるユダヤ人の神秘思想カバラについて

f:id:btcmatters:20180722021821j:plain

カバラとは何か?

カバラとは何かについて初心者に向けて書かれた英文記事があったので紹介します。

続きを読む

同じ神秘主義でもキリスト教とユダヤ教とでは決定的に違うらしい

神秘主義の捉え方の違い

同じミスティックという概念でも、キリスト教神秘主義ユダヤ教神秘主義カバラ)では考え方が違うそうです。

続きを読む