E.N.R. クリプトモネダス

"Everybody Needs A Retreat." - 雑記帳

日本的シンクレティズム:神は実体にあらず運動なり

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鵺の像(兵庫県西脇市長明寺)


日本という国は知れば知るだけ不思議が深まる国です。たとえば、日本人の宗教感覚を西洋的な概念で捉えようとするとわけがわかりません。日本の「かみ」とはいったい何なのかという基本さえ、簡単には掴めない・・・むかしだったら鵺(ぬえ)のごとき怪物め、というところです。

 

今回は書きかけたままほこりをかぶっていた原稿を少し手直ししたものをお目にかけます。

 

 

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EUは究極のミスマッチ:追いつめられているのはUKではなくフランス

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今回ノートルダムが燃えたとき、いよいよフランスが切羽つまってきたな、という感想を持ちました。イエローベスト運動封じのために政策転換を試みたマクロン大統領。その大一番の芝居を打つ日に聖地に炎上されてしまうという筋金入りの疫病神。

これでフランスは「詰んだ」と言えるのではないでしょうか?

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[ビットコイン] もしかしたらベア相場を終わらせる上ブレーク

こちらでは久しぶりの投資ネタです。

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ビットコインの上ブレーク

備忘録として書いておきます。昨年12月15日に最安値をつけてから、4か月ほどヨコヨコを続けていましたが、じりじりと50DMAを奪回し、今回大きく上へ跳ねました。上ヒゲがついているものの、一時は200DMAを超えました。

出来高も伴っており、単なるふかし上げには見えません。このまま陽線を維持し、短期的な利確の売りをこなして再上昇を開始するようなら、2018年年頭からのベア相場が終了した可能性が高まります。

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ビットコイン日足(2019.4.2)

※チャートをクリックすると拡大表示します。

 

アメリカの信仰の現状と歴代大統領の出身教会

アメリカは宗教的な国家で、統計上アメリカ人の9割近くは何らかの超越的な存在を信じ、約8割はキリスト教の神を信じている、といいます。今回はその内実を見てみたいと思います。

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一神教の非合理なダイナミズム:イスラム「過激派」は現代の「宗教改革」運動?

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自国の運命の半分をアメリカに預けている日本人は、かの国が非常に宗教的な、あるいは宗教的情熱に駆られた運動体であることをもっと認識した方がいいと思います。

以前、以下の記事を書きました。今回はそれに関連して、アメリカの宗教性がリベラリズムに根差しており、リベラルの全能感が彼らのイスラム観を歪めている点を指摘したいと思います。

btcmatters.hatenablog.com

 

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一神教はセム翻訳を介した東西アーリア思想の融合?AIは新たな時代の終末論?

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一神教って東のペルシャ思想と西のギリシャ思想がセム思想を経由してできた宗教かな?という仮説を持っています。

今回は前回のゾロアスター・ショックの話の続編です。

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悪魔はペルシャ人の創作?一神教は非農耕民アーリア人とセム人の合作

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きれい、きたない。いい、悪い。好き、嫌い。

...人間は二元論が好きというか、クセです。宗教も同じです。

悪魔は神さまの敵として「発明」されました。いちばん最初に発明したのは誰かわかりませんが、西洋に(したがって世界に)多大な影響を与えたという意味では、ペルシャの宗教家ザラスシュトラ(BC1400-1200年の人)が最有力候補です。

彼の始めたゾロアスター教ユダヤ人には激甚なカルチャーショックでした。そのショックがユダヤ教、ひいてはキリスト教に引き継がれ、人類を進歩へ進歩へと駆り立てる道を用意しました。

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ヒトラーの炯眼と日本の使命

 

世界が着々と "彼ら" の手に堕ちつつあるとき、ヒトラーは寸毫の肯定的評価も与えてはならない人間の筆頭です。

 

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 以下、『ヒトラーの遺言』から引用しますが、どうか俗流ヒトラー悪魔論の色眼鏡を外して読んでみてください。この稀代の政治家の炯眼は近代史全体を透徹し、はるか現代の趨勢をも正確に見通していたことがわかります。なお、引用文中の強調は引用者によるものです。

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NHKが期せずして扱う思想対決:ハラリ vs ガブリエル

NHKはなにか「旬」を取り扱う場合、評価の確定した「旬」しか取り上げません。

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この年末年始の教養系番組のラインアップを見ると、NHKの制作陣は歴史家ユヴァル・ハラリと哲学者マルクス・ガブリエルを旬の若手思想家と見なしているようです。

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これは期せずして面白いなと思います。人類史を大きく動かしたヘブライズムと大陸哲学の現代的バトルかもしれないからです。

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AI、AIというけれど結局それは軍事技術のヘゲモニー争い

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兵頭ニ十八さんという軍学者の説は面白いです。以下のAI時代に関する記事をお読みください。

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